This is memo, not meaning.

意味なんかないよ

ゆったりと文章が書きたくて #1

 

 

『地域おこしの先にある答えとはどのような未来なのか?』

 

趣味で、定期的に地域の職業や伝統のことを調べたりする。

地域ごとにある仕事や生活や文化ってのは面白いもので、日本刀の鍛冶屋、雪かきの仕事など東京には存在しない地域の生活に密着した仕事がたくさんある。

賃金やそこでの物価レートが低くても、土地も安く、食料自給率の高い地域では野菜や魚などが安く手に入るため、いい生活を送れたりもする。

いまの時代の流れである「質素でも豊かな生活」「丁寧な暮らし」「ワークライフバランス」といった内容から考えると、理想郷だと言う人もいると思う。

自然が好きでゆったりしている僕も調べながら「ああ〜こういう生活素敵だな〜」と思いながらみている。

田舎や地方には素敵な面がたくさんある。もちろんその反面、小さなコミュニティー(集団)の中で嫌われたりしたらすぐに村八分をくらうだろうし、他所者は暮らしにくい地域だってたくさんあるのだろう。それに仕事だって東京ほど沢山あるわけでもないだろうし。

 

話がずれたけど、地方の仕事を調べていると東京人としてやはり気になるのが、地域おこしや地域活性化に携わる人たちの求人や仕事だ。僕自身、被災地で活動もしたことがあるし、どんなことをしているのかが気になったりする。

企画やイベントや地域の特産物の販売が多いイメージがあるが実態はどうなのだろうか?国や地方が補助金をだして行うほどのバリューを発揮をできるほどの人が集まるのだろうか?(ネガティブな話だが、国から与えられた補助金を地域で消費するために地域活性という項目に当てているということを聞いたことがある)

 

その地域をおこしたその先にはどんな未来があるのだろうか?

 

何を言おうと、日本という市場で日本人でセグメントかけるなら、日本の人口を他地域と奪い合わなければいけない。どこかの地域が潰れて、その地域の人口を自分の地域に呼び込むという戦いなのだろう。もし、外国人の多い地域をつくるなら母数は大幅にふえるのだろうが、おそらくそういうリスクを背負ってその方向に未来を描く地域は少ない。

常に考えるのは「東京から人を奪い返す&他地域から人を呼び込む方法」ということになってくる。(もう一つ別の答えは、出生率を高める方法)

 

それぞれの地域はどんな未来を描いて動いて生き残っていくのか。当事者と時代の流れによって大きく分かれていくんだろうなー。

 

 

おわり